2025-05-05

私とタロットと占いと

#Others

私とタロットと占いと

私がこのブログを始める前、タロット占いを自分でするようになったことについて書きたいと思います。

遊びとしての占い

最初にタロット占いをしてもらったのが20代のころです。
恋愛に悩むと友達と一緒に時々タロット占いに行くことがありました。
真剣に相談したいというより「ちょっと遊びに行く」くらいの感覚ですよね。
あまり悪いことも言われなかったですし、占い師さんの言葉に一喜一憂していたのを思い出します。

当時は星座占いや血液型占いも、テレビや雑誌でなんとなく目にしていました。
「動物占い」が流行っていた時期もありましたね、懐かしい(笑)

占いを深く信じていたわけではなく「いいこと書いてあるとちょっと嬉しい」くらいの距離感です。
いいこと言われたり、書いてあるのをみると、ちょっと気分がよくなりますよね?

私のように積極的には見ないし、占いに強い期待をしているわけではないけどついつい見てしまう人は多いと思います。

思いがけず訪れた転機

40代のとある日…
長く一緒に暮らしていたパートナーから急に別れを切り出されました。
理由は省きますが、青天の霹靂とはこのことかと思うくらい突然の出来事。
どうしたらいいのかわからなかったのをすごく鮮明に覚えています。
気がつけばタロット占いのお店に行っていました。

それから10日後、また行ってしまっていました。
正直「何回行くんだよ…」と自分でツッコんでいました。

このまま一人になること、これからの人生がどうなるのか、とにかく不安で仕方がなかったです。
誰かに助けてほしくて、何かにすがりたくて、「答え」を探していたんだと思います。
何回も行ってしまいそうでした。

タロットと、自分との対話

そんな時になぜかふとこう思ったんです。
自分の気持ちを落ち着かせるためにタロットを自分でやってみたらいいんじゃないか?

何度かタロット占いを受けて、占い師さんに話をしているうちに少しずつ気持ちが整理されていきました。
話を聞いてもらうことで自分がどう思っているのか、どうしたいのかが見えてくる。
整理されるとだんだん楽になってくるものです。

占いで「こうなりますよ」「こうしないさい」と言われることよりも、
自分の気持ちを落ち着けて、自分でどうしたいかを選べるようになることの方が大事なんじゃないか?
そんなふうに思い始めましたのです。

タロット占いは向き合うことが大事

最初は「当たるかな」「いいこと言われるかな」と思っていたタロット占い。
でも、未来を予測してもらうだけの受け身の占いは私にはしっくりきませんでした。

私が本当にしたかったのは、自分の気持ちを整理して未来を少しでもよくしていくこと
だから今は、迷ったり不安になったりしたときにはカードを引いて気持ちを整えるようにしています。

そんなふうにタロットとつきあえるようになったのは、あの頃の私がタロットに出会ってくれたおかげだと思っています。

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