2025-05-30

タロットで「悪いカード」が出たとき

#Reading

悪いカードが出ると、やっぱり嫌な気分になります。
もしあなたが占いに行って怖い絵柄のカードがめくられるのを見たらちょっと落ち込んでしまいますよね。

カードの意味を詳しく知らなくても、なんとなく「これは良くなさそう…」と感じてしまうものです。

私は、タロットを占いとしてではなく、自分と向き合うための道具として使っているので、たとえ「嫌だな」と感じるカードが出ても、「悪いカードが出た=悪い未来が来る」とは思っていません。

悪いカードなんてないんです!
むしろ、今の自分の状況にどう関係しているかを考えるチャンスカードなんです笑

たとえば、崩れかけた塔が描かれているカードを見たら、
「今、何か土台がぐらついていることがあるかな?」
「もしかして、理想が高すぎて無理してない?」
そんなふうに、自分に問いかけてみます。

また、大きな鎌を持ったカードが出たときには、
「何か、もう終わらせたいことがあるのかも」
「見て見ぬふりをしていたことが浮かび上がってきたのかな」
と感じることもあります。

カードはたしかに偶然めくったものかもしれません。
でもその「偶然」が、今の自分にとってとても意味のある「必然」に感じられることもあるのです。

そうしてカードからのヒントを受け取りながら、「ここから自分がどうしたいか」を見つけていく。
それが、私にとってのタロットの使い方です。

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